人間には各個人ごとに生きる理由があるので、そう簡単には死ぬ事は出来ませんよ。そもそも、生まれて来る時点で、その人間の歩む道というのはほぼ決まっている、と言っても過言ではないかと思いますね。

簡単に言うとその目的とは、霊魂を浄化して、一切の煩悩から解き放たれる事がゴールと考えてもいいと思います。別の表現をすると、御仏様の様な存在になることが、いわゆる真の天国に行ける最短コース、ということですね。もっとも、こういう話を素直に受け入れる事が出来る、出来ないという部分からして、ほとんど意見が二分されてしまう話ですから、世の中、簡単に事が進む話にはならないのですね。

人間が簡単に死ねる方法はあります。安楽死が合法化されているオランダでは、回復の無い重病人の苦痛を理由に、本人が希望する場合にだけそれが許されていますが、薬物で実施しますから苦痛は全くありません。ただ、第三者が関わるか、機械的な操作をしない限り死ぬ事は出来ない、というのが薬物での安楽死のポイントでしょう。

あなた自身の現状は、生きる事が正しくないと勘違いしているだけだと思います。おそらくあなたの身の回りの環境が、あなたを幸福に感じさせない様になっているだけなのですね。それと同時に場合によっては、あなたの努力の量が足りない事もあるかも知れないということですね。だから、それに打ち勝てないと、その状況からの脱出は簡単ではありません。

人間は一人で生きて行けるものではないのですから、周りに頼れる人を作る事も、非常に大切な事なのですね。頼ると言っても、何から何まで全部を頼る様ではいけませんけれどね。

他人が自分に干渉することで、自分というものが見えるのですが、その前に人間には特定の個人が非常に苦手だという状況が有ると思いませんか？簡単ではないのですが、そういう人物との関わりを大事に出来ると、自分磨きの最短コースになる場合が多いものなのです。

あまり、悪い方向（マイナス思考）に考えてばかりいると、霊的に悪いモノを引き寄せますから、絶対にプラス思考でいないといけないのです。ここが人間を成長させるかさせないか、本当に行き先を分けてしまうものなのです。